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2026年10月25日 · ZipUpp

「どの会社に入るか」より、「自分に合う会社はどこか」。ZipUppで変えたい転職と採用の話

会社名より、自分の経験を活かせる環境を。個人情報を公開する前に企業へ質問し、お互いを理解してから次に進める転職と採用を目指しています。

匿名プロフィールで活動する転職希望者が、企業と仕事内容や働く環境について質問を交わすイラスト

転職を考えている人は、必ずしも「この会社に入りたい」と企業名を決めて仕事を探しているわけではないと思います。

自分のスキルや経験を一番活かせるのは、どんな会社なのか。自分が働きやすい環境を提供してくれる会社はどこなのか。これまで積み上げてきたキャリアを、次にどうつなげられるのか。

そういう視点で転職先を探す人が増えているのではないでしょうか。

もちろん、今でも大企業の知名度や安定性に魅力を感じる人はいるでしょう。ただ、「大きな会社だから入りたい」ということだけではなく、その会社で自分が何をできるのか、どう働けるのかを重視する。この変化は、企業の採用活動にとっても大きな意味があると思っています。

自分に合う会社を探したい。でも、身元は簡単に明かせない

もう一つ、転職活動を考えるうえで大切なのが、現在も仕事をしている人の存在です。

今すぐ辞めると決めたわけではないけれど、もっと自分に合う仕事があれば話を聞いてみたい。今の会社に大きな不満があるわけではなくても、自分の経験をもっと活かせる環境があるかどうかは知りたい。

そういう人は少なくないはずです。

ただ、在職中の転職活動には不安があります。今の勤務先に知られたくないですし、どんな会社なのかまだ十分にわからない段階で、名前や勤務先、連絡先まで開示することには抵抗があると思います。

企業のことを知りたいだけなのに、まず自分の情報を渡さなければならない。この順番が、転職活動を始めるハードルになっているのではないでしょうか。

私は、もう少し安心して、自分の可能性を探せる環境があっていいと思っています。

それが、ZipUppのコンセプトの一つです。

匿名のまま、相手の会社をもっと知る

ZipUppでは、転職希望者は現職の勤務先を原則非公開にし、名前や連絡先などの個人情報も公開せずに活動できます。

その状態で、自分のスキルや経験を企業に見てもらい、面接に進む前に企業へ質問することもできます。

ここで大切なのは、給与や勤務地といった基本条件を確認するだけではありません。

実際にはどんな仕事を任されるのか。自分の経験をどの場面で活かせるのか。どこまで裁量を持って働けるのか。入社後に何を期待され、どのように評価されるのか。

求人票を読んだだけではわからないことは、たくさんあります。

そういった点を質問しながら、「この会社は自分に合っているだろうか」と確かめていく。自分の情報を開示して本格的に選考へ進むかどうかは、そのうえで判断すればいいと思うのです。

転職は、企業が候補者を選ぶだけのものではありません。候補者にとっても、自分の時間と経験をどこに使うかを決める、大切な選択です。

だからこそ、その判断に必要な情報を、安心して集められるようにしたいと考えています。

企業にも、会社の看板以外で出会える機会を

一方で、企業側にも課題があります。

採用するためには、まず自社を知ってもらわなければならない。そのために求人広告を出し、採用ページを整え、写真や動画を用意し、自社の魅力を発信する。

もちろん、自社のことを伝えるのは大切です。ただ、採用のためにそこまでお金と手間をかけ続けることが、すべての企業にできるわけではありません。

特に中小企業にとっては、なかなか大変な問題です。

知名度は高くなくても、特定のスキルを持つ人が力を発揮できる会社はあるでしょう。大きな広告予算はなくても、働きやすい環境を用意している会社もあるはずです。

そういう会社と、まさにその環境を求めている人が、会社名を知らないという理由で出会えていないとしたら、もったいないと思います。

ZipUppでは、企業の知名度やPRの上手さだけに頼らず、求めるスキルや経験、働く条件との適合度を軸に、候補者と企業が出会えるようにしたいと考えています。

候補者は「この会社で自分の経験を活かせるか」を確認する。企業は「この人のスキルや経験が、自社の求めるものと合っているか」を確認する。

そのうえで、お互いに質問し、理解を深めていく。

企業にとっても、最初から自社を志望している人だけでなく、条件や仕事内容が合えば関心を持ってくれる人にまで、出会いの幅を広げられるはずです。

もっと安心して、もっと中身で選べるようにしたい

私がZipUppでつくりたいのは、候補者が安心して次の可能性を探せて、企業も自社に合う人と出会える環境です。

候補者が、必要以上に早い段階で個人情報を明かさなくてもいい。企業も、多額の広告費やブランディング費用をかけることだけに頼らなくていい。

お互いが求めているものを確認し、合っていると思えたら、次に進む。

転職も採用も、人生や事業に大きく関わることです。だからこそ、会社の名前や求人広告の印象だけでは見えない部分を、もっと確かめられるようにしたい。

自分に合う会社を探している人と、その人の力を必要としている会社。その両者が出会う機会を増やしたいというのが、私の考えです。

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