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2026年9月18日 · ZipUpp

プログラミング経験ゼロの私が、AIとともに採用プラットフォームを作った理由

創業者一人、社員ゼロ、プログラミング経験ゼロ。それでも、アイデアを動くプロダクトにできた。AIとともにZipUppを作ってきた理由と、これからの挑戦について。

長崎の夕景を背にAIとともにZipUppを作る創業者を描いたイラスト。一人とAIで採用の未来に挑む姿

社員0人。プログラミング経験0。それでも、ここまで作ることができた。

私はプログラマーではありません。

IT企業で働いた経験もありませんし、プログラミングを専門的に勉強したこともありません。そして現在、私が立ち上げている会社には、私以外の社員は一人もいません。

それでも私は、AIとCodexを使いながら、採用・転職の仕組みそのものを変えるためのプラットフォームを、ほぼゼロから一人で作ってきました。

そのサービスが、まもなくローンチします。

今回はサービスの機能を紹介するのではなく、少し違う話をしたいと思います。「プログラミングができない人間が、なぜテクノロジー企業を作ろうと思ったのか」。そして、「AIによって、一人の人間に何ができるようになったのか」。私自身の経験についてお話しします。

私はエンジニアではありません

私には、コードをゼロから書いてシステムを構築するような技術はありません。それでも、作りたいものは明確でした。

採用という世界には、企業側にも求職者側にも、まだ多くの非効率が残されています。

企業は多くのお金と時間を使って人材を探し、履歴書を読み、候補者を絞り込み、インタビューを行います。一方、求職者も求人を探し、何度も応募し、選考を受けなければなりません。

さらに、企業が本当に知りたい情報と、候補者が最初に提出する情報の間には大きなギャップがあります。

「もっと効率的な方法があるのではないか?」。そこから、私の挑戦が始まりました。

AIに「作りたいもの」を伝える

私の開発方法は、一般的なエンジニアの開発方法とはかなり違うと思います。まず「何を作りたいのか」を徹底的に考え、それをAIに伝えます。

機能の目的、ユーザーがどう操作するのか、ボタンを押した後に何が起きるべきなのか、どんな問題を防ぐ必要があるのか。それを言葉で説明し、Codexを使って実装していきます。

そして実際に自分で使ってみます。動かなければ直す。使いにくければ変える。想定していなかった問題が見つかれば、もう一度AIと考える。

考える。作る。テストする。壊れる。直す。また作る。

これを何度も繰り返してきました。

私は今でもプログラマーではありません。しかし、AIによって「アイデアを実際に動くプロダクトへ変える能力」を持てるようになりました。数年前までなら、考えられなかったことだと思います。

AIは「できる人」を増やしている

この経験を通じて、私はAIの本当のインパクトを強く感じています。AIの価値は、単に仕事を速くすることだけではないと思います。

「専門知識がないからできない」「エンジニアを雇う資金がないから作れない」「大きなチームがないから挑戦できない」。そう思われていたことに対して、「まず自分でやってみる」という選択肢を与えてくれること。これが、AIによって起きている大きな変化の一つではないでしょうか。

もちろん、AIがすべてを解決してくれるわけではありません。AIも間違えます。思った通りに動かないこともあります。何時間もかけて作ったものを、結局すべて作り直すこともあります。

だからこそ、人間側には「何を作るのか」「なぜ作るのか」「それは本当にユーザーのためになるのか」を考える力が、これまで以上に重要になっていると感じています。

そして、それは採用の世界にも起きる

ここが、私の作っているサービスと、この開発方法がつながるところです。

AIによって、私自身が今まで持っていなかった能力を大きく拡張できた。では、同じことを採用の世界に持ち込んだらどうなるでしょうか。

企業が候補者を探す。AIが膨大な情報を整理し、スクリーニングを支援する。最初からすべての個人情報を公開するのではなく、必要な段階で情報を開示する。AIを活用したインタビューによって、履歴書だけでは見えなかった部分を知る。そして、企業と候補者がより効率的に出会えるようにする。

私が目指しているのは、単に採用業務の一部をAIで自動化することではありません。

企業と人が出会うまでの仕組みそのものを、AI時代に合わせて再設計することです。

「社員0人」は、ゴールではありません

現在、この会社には私以外の社員はいません。しかし、私は「一人で永遠に会社を経営すること」を目指しているわけではありません。

事業が成長し、専門的な知識や組織が必要になれば、その段階で優秀な人たちにも加わってもらいたいと考えています。

私が面白いと思っているのは、会社を始めるために必要だったスタートラインそのものが、AIによって大きく変わったということです。

以前なら、アイデアを形にする前に資金を集め、エンジニアを探し、チームを作る必要があったかもしれません。

今は、一人でも始められる。まず作る。ユーザーに見せる。改善する。そして、本当に必要になったところから組織を作っていく。

私は自分自身の会社を通じて、その新しい可能性を試しています。

目標は、デカコーン

私は、この会社を小さな実験で終わらせるつもりはありません。目標は明確です。

私は、この会社をデカコーン企業にします。

もちろん、今はまだそのスタート地点です。社員0人。創業者1人。そしてAI。大きな資金も、大きな開発チームもないところからのスタートです。

だからこそ、ここから何が起きるのかを隠さず発信していきたいと思っています。成功したことだけではありません。開発で失敗したこと。AIが思った通りに動かなかったこと。ローンチ直前に発生した問題。ユーザーからのフィードバックによって大きく変更したこと。

そして、AIと一緒に実際にどのようにプロダクトを作っているのか。これからローンチまで、そしてローンチした後も、できる限りこの開発の裏側を共有していきます。

一人+AIは、どこまで行けるのか。

これは、採用の未来を変えるための挑戦です。同時に、私自身にとってはもう一つの実験でもあります。

AI時代に、一人の人間はどこまで行けるのか。

プログラミング経験ゼロ。IT業界の経験ゼロ。社員ゼロ。

そこから世界で使われるサービスを作ることはできるのか。そして、その会社を世界を代表する企業の一つにすることはできるのか。

これから、その答えを自分自身で確かめていきます。ローンチまで、そしてその先も、この旅をぜひ見ていてください。

これは、まだ始まりにすぎません。